こんにちは、R&Dチームの齋藤(@aznhe21)です。 先日の健康診断でついに身長が180cmに到達しました。
さて、本日、日本時間11/20(金)、Rust 1.48がリリースされました。 この記事ではRust 1.48での変更点を詳しく紹介します。
ピックアップ
個人的に注目する変更点を「ピックアップ」としてまとめました。 全ての変更点を網羅したリストは変更点リストをご覧ください。
Rustdocでのアイテムへのリンクが簡単になった
これまではhtmlのパスとハッシュを使い、[`serialize_struct`](#method.serialize_struct)
や[`Deserialize`](trait.Deserialize.html)
のようにリンクしていました。
これはリンク先が同じ型なのか、別の型で種類(構造体やトレイトなど)は何なのかを意識しなければなりませんでした。
また、モジュールが違えば[`Value`](../enum.Value.html)
のようにパスを辿る必要があり、これもまた面倒です。
Rust 1.48からは、単純に[`serialize_struct`](`Self::serialize_struct`)
や[`Deserialize`](`crate::Deserialize`)
のように、
コードの中で書くのと同じ形式でアイテムを書けばリンクができるようになりました。
ソースコード:
//! このモジュールには[`random`][`crate::random`]という関数がある。 /// この関数は真にランダムな[`u32`]型の値を返す。 pub fn random() -> u32 { 42 }
変換されたHTML:
<p>このモジュールには<a href="../test_doc/fn.random.html" title="crate::random"><code>random</code></a>という関数がある。</p> <p>この関数は真にランダムな<a href="https://doc.rust-lang.org/nightly/std/primitive.u32.html" title="u32"><code>u32</code></a>型の値を返す。</p>
Vec<T>から[T; N]に変換できるようになった
Vec<T>
型の変数から特定の要素数の配列に変換できるようになりました。
これにより、Vec<T>
の所有権を奪いつつ固定長の配列に変換できるようになります。
なお、要素数が異なる場合はエラーが返されます。
use std::convert::TryInto; fn main() { let v: Vec<u32> = vec![1; 10]; let array: [u32; 10] = v.try_into().unwrap(); }
futuresクレートの一部メソッドがlibcoreでも実装された
futuresクレートに実装されていたpending
及びready
という関数がlibcore / libstdにも実装されました。
わざわざfuturesクレートに依存しなくてもこれらの関数が使えるようになります。
安定化されたAPIのドキュメント
安定化されたAPIのドキュメントを独自に訳して紹介します。リストだけ見たい方は安定化されたAPIをご覧ください。
slice::as_ptr_range
impl<T> [T] { #[stable(feature = "slice_ptr_range", since = "1.48.0")] #[rustc_const_unstable(feature = "const_ptr_offset", issue = "71499")] #[inline] pub const fn as_ptr_range(&self) -> Range<*const T> }
スライスを架ける2つの生ポインタを返す。
返される範囲は半開区間であるため、終了側のポインタはスライスの最後の要素より1つ後ろである。 このため、空のスライスは2つの同じポインタによって表される他、2つのポインタの差がスライスのサイズとなる。
ポインタを扱う際の注意点はas_ptr
を参照されたい。後側のポインタは特に注意が必要で、スライス中での有効な要素を指しているわけではない。
この関数は、C++で一般的な、メモリ間の要素の範囲を2つのポインタで表す外部インターフェースとのやり取りに有用。
また、あるポインタがこのスライス内を指しているかを確認するのにも有用である。
let a = [1, 2, 3]; let x = &a[1] as *const _; let y = &5 as *const _; assert!(a.as_ptr_range().contains(&x)); assert!(!a.as_ptr_range().contains(&y));
slice::as_mut_ptr_range
impl<T> [T] { #[stable(feature = "slice_ptr_range", since = "1.48.0")] #[rustc_const_unstable(feature = "const_ptr_offset", issue = "71499")] #[inline] pub const fn as_mut_ptr_range(&mut self) -> Range<*mut T> }
スライスを架ける、2つの不安全で可変な生ポインタを返す。
返される範囲は半開区間であるため、終了側のポインタはスライスの最後の要素より1つ後ろである。 このため、空のスライスは2つの同じポインタによって表される他、2つのポインタの差がスライスのサイズとなる。
ポインタを扱う際の注意点はas_mut_ptr
を参照されたい。後側のポインタは特に注意が必要で、スライス中での有効な要素を指しているわけではない。
この関数は、C++で一般的なメモリ間の要素の範囲を2つのポインタで表す外部インターフェースとのやり取りに有用。
VecDeque::make_contiguous
impl<T> From<VecDeque<T>> for Vec<T> { #[stable(feature = "deque_make_contiguous", since = "1.48.0")] pub fn make_contiguous(&mut self) -> &mut [T] }
一塊のスライスとなるよう内部領域を再配置し、スライスを返す。
このメソッドは確保は行わず、挿入された要素の順番も入れ替えない。そして可変スライスを返すため、Deque
のソートや二分探索に使うことが出来る。
内部領域が一塊となれば、as_slices
やas_mut_slices
はVecDeque
内の内容を1つのスライスとして返すようになる。
サンプル
use std::collections::VecDeque; let mut buf = VecDeque::with_capacity(15); buf.push_back(2); buf.push_back(1); buf.push_front(3); // Dequeをソートする buf.make_contiguous().sort(); assert_eq!(buf.as_slices(), (&[1, 2, 3] as &[_], &[] as &[_])); // 逆順でソートする buf.make_contiguous().sort_by(|a, b| b.cmp(a)); assert_eq!(buf.as_slices(), (&[3, 2, 1] as &[_], &[] as &[_]));
一塊のスライスに不変アクセスする。
use std::collections::VecDeque; let mut buf = VecDeque::new(); buf.push_back(2); buf.push_back(1); buf.push_front(3); buf.make_contiguous(); if let (slice, &[]) = buf.as_slices() { // `buf`への不変参照を保持している間、`slice`はDeque内の全要素を保持していると言える assert_eq!(buf.len(), slice.len()); assert_eq!(slice, &[3, 2, 1] as &[_]); }
future::pending
#[stable(feature = "future_readiness_fns", since = "1.48.0")] #[must_use = "futures do nothing unless you `.await` or poll them"] pub struct Pending<T> { _data: marker::PhantomData<T>, }
計算が永遠に終わらないことを表す、永遠に解決されないfutureを生成する。
サンプル
use core::future; let future = future::pending(); let () = future.await; unreachable!();
future::ready
#[stable(feature = "future_readiness_fns", since = "1.48.0")] pub fn ready<T>(t: T) -> Ready<T> { Ready(Some(t)) }
指定された値で即座に解決されるfutureを生成する。
この関数によって作られたfutureは、async {}
で作られるものとほぼ同じである。
主に、この関数で作られたfutureは名前があり、そしてUnpin
を実装しているという相違点がある。
サンプル
use core::future; let a = future::ready(1); assert_eq!(a.await, 1);
変更点リスト
公式リリースノートをベースに意訳・編集・追記をした変更点リストです。
言語
- モジュール宣言や
extern
宣言でのunsafe
キーワードが構文としては許容されるようになった。 これは依然として意味上は弾かれるが、手続きマクロによるパースが可能になった
コンパイラ
- コンパイラのフラグ
-C link-self-contained=<yes|no>
が安定化された。rustc
に対してCランタイムとライブラリを、Rustのものを使うか外部リンカのものを使うかを伝える (windows-gnu
、linux-musl
、wasi
でのみサポート) linux-gnu
ターゲットにおいて、-C target-feature=+crt-static
を使えるようになった。 注意:cargoを使う場合は--target
を指定する必要があるaarch64-unknown-linux-musl
へのTier 2サポート※を追加した
※RustのTierによるプラットフォームサポートの詳細はプラットフォームサポートのページを参照 ※訳注:英語ページ
ライブラリ
&ChildStdin
、&Sink
、&Stdout
、&Stderr
がio::Write
を実装するようになった- あらゆる要素数の配列が
TryFrom<Vec<T>>
を実装するようになった matches!
マクロが末尾のコンマを受け入れるようになったVec<A>
が、制約条件A: PartialEq<B>
を満たす時PartialEq<[B]>
を実装するようになったRefCell::{replace, replace_with, clone}
のメソッドに#[track_caller]
が付いた
安定化されたAPI
※各APIのドキュメントを独自に訳しています。安定化されたAPIのドキュメントもご参照ください。
また、以前から安定化されていたAPIのうち以下のAPIが定数化された。
Option::is_some
Option::is_none
Option::as_ref
Result::is_ok
Result::is_err
Result::as_ref
Ordering::reverse
Ordering::then
Rustdoc
rustdoc
において、文書内リンク(intra-doc link)構文が使えるようになった。 例えば、/// Uses [`std::future`]
はstd::future
のドキュメントへのリンクを自動的に生成する。 詳細は"Linking to items by name"(訳注:英語)を参照されたい- アイテムに
#[doc(alias = "<alias>")]
を指定することで検索エイリアスを追加し、rustdoc
UI上の検索で参照できるようになった
互換性メモ
- 定数関数内での
'static
ライフタイム参照の昇進(promotion)が、通常の関数と同じルールに従うようになった。 とりわけ、定数関数内での&foo()
が'static
ライフタイムとして成る(promote)ことはなくなった - トレイトが実装されているかを確認する際、トレイトオブジェクトの関連型の束縛が、トレイトで定義された境界を満たすことが検証されるようになった
- 関連型や存在型のトレイト境界が曖昧な時、コンパイラが境界を気まぐれに選択することがなくなった
- 整形出力・再パースチェックの際、再帰的な非終端トークンが展開されないのを修正した。 マクロが再帰的な非終端トークンを正しく処理していなかった場合、エラーが発生する可能性があった
- 非ゼロサイズ型への可変参照が成る(promote)ことはなくなった
- 効果のない場所に
#[link_name]
や#[cold]
のような属性を付けた場合、rustc
が警告を発するようになった - ベンダーのシグネチャに合うように、
arch::{x86, x86_64}
の_mm256_extract_epi8
と_mm256_extract_epi16
がi32
を返すように更新された - 構造体や列挙型内のいずれかの型でゼロ値初期化が許可されない場合、
mem::uninitialized
がパニックするようになった - 効果がない場所で
#[target_feature]
を使った場合、エラーが発生するようになった - 外部で発生した例外が
catch_unwind
でキャッチされるようになり、アボートを発生させるようになった。 注意:この挙動は保証されておらず、依然として挙動は未定義である。詳細はcatch_unwind
のドキュメント(訳注:英語)を参照されたい
内部の変更
これらの変更は直接ユーザーの利益をもたらすわけではないが、rustc
及び関連ツール内部での意味あるパフォーマンス改善を意味する。
rustc
をソースからビルドする際、デフォルトでmake
の代わりにninja
を利用するようになった。config.toml
にninja=false
と設定することで、make
でのビルドを継続できる- cg_llvm:
uncached_llvm_type
でfewer_names
を考慮 ensure_sufficient_stack()
を非ジェネリクスにした
関連リンク
さいごに
次のRust 1.49は2020年大晦日〜2021年元日に掛けてのリリースが予定されています。 1つのパターンの中でムーブと参照を同時に使えるようになりそうです。 (記事が書けない気がする・・・)
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ライセンス表記
- この記事はApache 2/MITのデュアルライセンスで公開されている公式リリースノートを翻訳・追記をしています
- 冒頭の画像中にはRust公式サイトで配布されているロゴを使用しており、 このロゴはMozillaによってCC-BYの下で配布されています
- 冒頭の画像はいらすとやさんの画像を使っています。いつもありがとうございます
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You may reproduce and distribute copies of the Work or Derivative Works thereof in any medium, with or without modifications, and in Source or Object form, provided that You meet the following conditions: (a) You must give any other recipients of the Work or Derivative Works a copy of this License; and (b) You must cause any modified files to carry prominent notices stating that You changed the files; and (c) You must retain, in the Source form of any Derivative Works that You distribute, all copyright, patent, trademark, and attribution notices from the Source form of the Work, excluding those notices that do not pertain to any part of the Derivative Works; and (d) If the Work includes a "NOTICE" text file as part of its distribution, then any Derivative Works that You distribute must include a readable copy of the attribution notices contained within such NOTICE file, excluding those notices that do not pertain to any part of the Derivative Works, in at least one of the following places: within a NOTICE text file distributed as part of the Derivative Works; within the Source form or documentation, if provided along with the Derivative Works; or, within a display generated by the Derivative Works, if and wherever such third-party notices normally appear. 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