こんにちは、プラットフォームサービス開発部の中村です。
最近はマネージャーとしてOPTiM Cloud IoT OSや新規プロダクトのオーナー・技術サポートをしつつ、カンファレンス等の技術イベント周りにも関わっている毎日を過ごしています。先月のTSKaigi 2024に協賛・参加してきました - OPTiM TECH BLOG に引き続き、Go Conference 2024ではシルバースポンサーとして協賛を行いました。そのレポートを弊社のブースを中心にお届けしたいと思います。
その前にお知らせを1つ挟みます。7/2(火)にGoの勉強会を開催する予定です。 オプティムのエンジニアも参加しますので、オフライン限定となりますがGolangに関しての情報共有ができればと思いますので、ぜひご参加ください。
Go Conference 2024
公式ページ にもあるように2024/6/8(土)にAbema Towersで開催されました。偶然にもこの6/8はOPTiMの創立記念日でもあり、OPTiM24歳最初のミッションとなりました。(会社概要)
「一期(Go)一会」をキーワードにオフラインのみでの実施となりましたが、400名のGopherが集う非常に活気のあふれる会となりました。企画・運営をしてくださったスタッフのみなさま、当日ボランティア参加してくださったスタッフのみなさま、素敵な時間をありがとうございました。
そのような中、OPTiMはGo package guessrを引っ提げて参戦しました。
OPTiM スポンサーブース
初めてのスポンサーブースということもあり、どういった内容にしようか...と考えた結果、OPTiMのブースでは 「Go package guessr」 という企画を行いました。
「比較的Star数の多いGoの3rd OSSパッケージの一部のコードから、どのパッケージなのかを推測して当てる」という内容の企画になっています。基になっているコードは以下のリポジトリのGitHubGuessrです。
GitHubGuessrに対してsyntax highlightが効くようにしたり、結果をXにQRコードでポストできるようにしたり、ローカルで動くようにしたり...といった変更を入れつつ、Go向けに問題をアレンジしました。
Xに #GoModuleGuessr のハッシュタグでみなさんスコアをシェアしていると思いますので気になった方は検索してみてください。ハッシュタグは私の環境変数設定ミスでGoModuleGuessrとなっています、次は気をつけます...。(名称を考えていた時の名残りです)
今回の出題対象は以下のものからランダムに8つ選ばれていました。labstack/echo
とgin-gonic/gin
や、jackc/pgx
とgo-sql-driver/mysql
は結構ぱっと見だと迷うポイントだと思いますが、いかがでしたでしょうか。OPTiMの中でも使われた機会があるものになっておりますので、弊社のプロダクトの技術要素の一部を共有できたので、良かったかなと思います。(これパッケージか?のようなツッコミもあると思いますが、次回作にご期待いただければ幸いです)
- https://github.com/gin-gonic/gin
- https://github.com/labstack/echo
- https://github.com/redis/go-redis
- https://github.com/spf13/cobra
- https://github.com/go-gorm/gorm
- https://github.com/golang/go
- https://github.com/google/uuid
- https://github.com/uber-go/zap
- https://github.com/go-sql-driver/mysql
- https://github.com/kubernetes/kubernetes
- https://github.com/gorilla/websocket
- https://github.com/stretchr/testify
- https://github.com/jackc/pgx
- https://github.com/golangci/golangci-lint
- https://github.com/cosmtrek/air
最終的なスコアボードは以下の通りになりました。
初めは800点台を占めていたものが、徐々に高くなっていき、1000点台がほぼ占めるというものすごい結果となりました。5秒程度、30行ほどのコードを見るだけで「redisだ」と判断されているGopher や、 配列への泥臭い代入を見るだけで「これはUUIDでしょう」という見事なGuessを決めるGopher まで、みなさまの知識と判断が光るプレイを見ていて、私たちも楽しかったです!
自分もテストプレイしましたが1000点台は届かなかったので、実際に現地でアテンドしている時は驚きました。社内のテストプレイでも概ね600 ~ 800点だったように思います。よく使っていながらもコードを読んだことがないOSSもあったと思いますので、ぜひこれを機会に1度リーディング会などをしてみてはいかがでしょうか。 (スコア計算が若干怪しいところがあると思うので、来年度も当選することを祈りながら再レビューしようと思います。)
参加賞としてノベルティ2種「USB変換ケーブル」「カトラリーセット」、全問正解・ハイスコア賞として 「スマート米玄米」 を配布しました。OPTiMはIT企業ながら農業事業を通して米の販売も行っており、Amazonのスマートアグリフードストアよりご購入いただくことができます。
子会社オプティムファームにて、私たちの生み出した新しいITx農業の技術や知見を用いた実証実験を、自分たちの手で行っております。
今後もみなさまで楽しめつつ、コミュニティへの貢献もできるようなコンテンツで参戦できるよう頑張りますので、別のカンファレンス等でOPTiMブルーの色を見かけた際は、ぜひブースへ立ち寄っていただけますと幸いです!
おわりに
アテンドの際もお伝えしていましたが、このような企画をしていますがOPTiMはゲーム会社ではなく、第一次産業の課題に対してAI・IoT・ロボティクスの技術を用いた課題解決を目指している企業です。社会課題が故に規模が大きく、高い難易度の内容も多いですが、そういったことに対して前向きなマインドで一緒に楽しく乗り越えていくことができる仲間を大募集中です! 私、中村もカジュアル面談できますので、気になった方は気軽にエントリーください。