OPTiM Asset / OPTiM サスマネ のプロダクト開発をしている22卒エンジニアの高橋と...
Optimal Remote のプロダクト開発をしている同じく22卒エンジニアの松本と...
25卒(新卒)で OPTiM サスマネチーム配属になりましたエンジニアの遠藤です!
今回社内でやってみてよかった取り組みの1つとして「ゆるっと同時視聴会」を紹介してみようと思います。
ゆるっと同時視聴会とは
その名の通り、ランチタイムや夕方〜夜に開催されているテック系イベントの中でもリモート視聴できるものに対して、社内の興味のある人(時には知見が活かせそうな人を連れてきて)みんなで物理的に同じ場所で同時に視聴しよう!という会になっています。テック系イベントの魅力を広め、技術知見を共有しあえるカジュアルな交流の場を提供する活動です。
また、このイベントは社内全体を横断して開催しているので、チームが離れてはいるものの興味関心のある分野が近い人や、チーム外での興味関心の近い人を探す機会としても良い場所となっています!
また、視聴会が始まった経緯は...
- 情報キャッチアップ能力を身につける
- キャッチアップした内容から考え方を学ぶ
- キャッチアップしたことを製品にアウトプットすることを意識する
- 勉強会参加のメリットを知ってもらう
- 勉強会参加の障壁を下げる
- 社外勉強会に参加してみよう
などメンバーの成長につながると思い、私(高橋)が去年半ば頃から実施していました。 その際に同時視聴会をやった際の反響が良く、フロントエンド相談会*1と横断活動している場でも実施し続け、参加者も20人ほど集まった会もありました。そのような実績もあるので、定期的に開催しても需要がありそうだ!と考え、賛同してくれるメンバーも集まったため「ゆるっと同時視聴会」と名付けてスタートしました。
やってること
- 出社日に お昼 or 夕方に コミュニケーションポータル*2 に集まって大型ディスプレイ or プロジェクターで同時視聴会する
- 同時視聴中は、内容を掴んでいれば何をしていてもOK!作業をしながら、発表見て話ながらでもOK!
- 終わったら気になったこと、学んだことを軽く共有する
これだけです!

視聴場所のコミュニケーションポータル

視聴会の様子
3つにまとめることができるほど、めちゃくちゃラフなのも理由があります。
- 「実際にイベントの場に行ってみる」の参入障壁を和らげる目的があります。参入障壁というのは心理的バイアスがどうしてもかかってしまいます。そのため「参加しやすい」の成功体験を得られるようにしている施策となります。
- 「作業時間があるから見れない」や「一人だと内容が理解できない」などの懸念を払拭すべくおこなっている施策となります。作業しながら見れるなら!と参加してくれる方もいるので、まあまあ効いてそうだなと感じています。
- 現地でイベントに参加した際によくある「懇親会」を模していて、どんな雰囲気なのかを簡単に味わってもらうために行っている施策となります。懇親会はそういった場が得意な人もいれば、苦手な人もいると思います。自分もどちらかといえば苦手です(何話したら良いかわからないし、孤立しそうだし...)
これらの苦手意識を少しでも障壁を下げられれば..という思いから、勉強会では運営メンバーや先輩が参加者皆さんに声をかけて感想を聞いたりしています。
直近の実例
直近では以下のイベントを視聴しました! イベント開催者の皆様、貴重な機会をありがとうございます。
- 2024/12: 1回開催(初回)
- Next.js関連イベント
- 2025/01 〜 2025/05: 毎月1回開催
- パフォーマンスやアーキテクチャ関連のイベント
- テスト設計に関するイベント
- AI Coding Agentに関するイベント
- などなど
- 2025/06: 3回開催!(LLMの盛り上がりと共に増加!)
- LLMに関連するイベント
- 最新のCSSに関連するイベント
視聴会をやってみて
新卒の方も興味を持って参加してくださる人も増えてきましたし、神戸オフィスの方々もオフィスこそ別ですが神戸メンバーで集まって同時視聴したりと、徐々につながりの輪が広がっていっています!
また、Slidoを導入してその場で気になることを気軽に投稿できるようになったり、Cursorのイベントの時はCursorを触ったことのない方が触れるプロジェクト、ブースも用意したりと視聴会自体の充実度も上がってきています!
思ったより人が集まったのであたふたしてしまい、声をあまりかけられなかった方がいたのが申し訳なかったです。(良いことなのですが...笑)

Slidoのコメントの様子
課題と改善点
色々施策していますが、もちろんのこと課題もあります。
たとえば
- 同じ知識レベルだったり共通の話ができる人が参加者にいない
- 実際の社外勉強会の流れとのギャップ
これらは改善策を見つけてより良い「同時視聴会」を進めていければなと考えています!
終わりに
「ゆるっと同時視聴会」のご紹介、いかがでしたでしょうか? インターネットで気軽に情報が手に入る反面、直接人に聞いてみるというのも良い発見があると思います。皆さんの周りでも「テックイベントに参加して欲しいんだけれども...」という場面があれば、ぜひ参考にしてみてください。
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