アルバイトスタッフ育成とタスクの見える化による業務効率改善

みなさんこんにちは、はじめまして! 2021年新卒予定のアルバイトスタッフの小﨑と申します!

OPTiM TECH BLOG Advent Calendar 2020 12/3 の記事です。

今回はTECH寄りというより我々が社内で行っている取り組みの一部を紹介できたらなと思います!

自己紹介

2021年新卒として入社予定の小﨑と申します。

現在はアルバイトスタッフとしてオプティムに関わっています!

よろしくお願いします!

項目 内容
年齢 22さい
性別 男の子
出身 南国宮崎(陸の孤島)
趣味 クルマ,旅行

趣味

趣味としてクルマと旅行を書かせていただきましたが、現在はスカイラインに乗っていて暇があれば旅行を兼ねてドライブをしています。(それも東京に行くとクルマを持っていかないので一時できなくなりますが…。)

また、旅行は宿だけ取って特に行き先を決めずぶらりと行きたいと気になったところに行くことが結構多いです。関東圏はほとんどの地域を行ったので、次は台風で行けなくなった仙台に牛タンを食べに行きたいなと思っています!

アルバイト経歴

時期 内容
2017年4月 大学入学
2017年5月 オプティム主催の勉強会に参加
2017年6月 アルバイトスタッフとして入社
2018&19年 諸先輩方とお別れをしとうとう古株へ
2020年現在 アルバイトスタッフとして勤務

アルバイト内容(これまでしてきたこと)

  • Pythonでサーバー構築
  • Pythonで機械学習を使ったバックエンド開発
  • js(Vue.js/React)+Typescriptでwebフロント制作
  • KotlinでAndroid開発
  • Office 365のツールを使用して業務効率化
  • Jenkinsの構築(ShellScript)
  • アノテーション関連作業
  • など

実際に実務的なことをやらさせてもらったりこのようなことがしたいと思ったときにリクエストを言えて、それに合った内容であったりをやらさせていただきました。また、コードレビュー等もしっかりとしてくださりコードを書く上での検討にも真摯に向き合って話してくれますし、わからないことは多くのプロフェッショナルな方々がおられるのでその方たちに考え方等を教えてもらいながら解決出来たりととても学びの深い時間で有意義で環境としてとてもありがたいです。

また、思ったことをどんどん発信して良いと思ったことはすぐに取り入れ実行していくという風習もありとても自身のレベルアップになっていると思っています。

タスクの見える化による業務効率改善

概要

アルバイトスタッフ間での情報のやり取りやアルバイトスタッフと一般のスタッフ間での情報のやりとりをスムーズに行え、かつどのようなことをやっているのか見える化することで困ったときの相談先もわかるようにしたいという考えから今回紹介するシステムを作成しました。

このシステムを構築することによって入ったばかりでも、普段関わりがなくても誰がどこの知見に明るいのかがわかり相談やタスクの割り振りが最短でかつ効率的に行えるように想定しています。

問題点

まず前提として、一般のスタッフであると部署に分かれていてそれぞれの担当のサービスがあったりするので誰がどのサービスを作っていてどの分野に明るいかということがわかりやすくなっています。しかし、アルバイトスタッフは先ほども述べましたが自身のやりたいことをリクエストできるため、短期間では無いですが、長期間は開発サービスや上長が一定に定まらないことが多々生じます。そのため、昨日までは上長はこの方で関係プロダクトはこれだったが、一段落付いたので今日からは上長とプロダクトを変えて業務をします、ということが発生します。また、一度も会うことなくリモートで業務を行うということもあるので、エンジニアだと雑談で過去にやっていたことや現在やっていることを共有したりしますが、そのような機会が無い場合がある場合もあります。以上を踏まえた上で次からをお読みください。

  • 誰が何の仕事をしているか分からない
  • 誰が誰と仕事をしているか分からない
  • 誰がどんなスキルを持っていてどの分野に明るいかわからない
  • 自身の仕事が全体の中でどの部分を担っているのかわからない
  • お互いに刺激しあう機会が得られなく、切磋琢磨できない

目的

  • 【個人】技術の見える化
  • 【全体】仕事の見える化

使う技術

構成

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構成

  • 工数表からデータをエクスポートしたものを使用します(Excel/CSVファイル)
  • エクスポートした工数データとタスクスキル対応表を整形プログラムへ入力として渡します
  • 整形プログラムはPythonで書いています
  • 表示部分はOffice 365のPower Appsを使用します

    選定理由

  • Pythonを使用した理由
    • アルバイトスタッフの多くがPythonを使えるため保守運用に障害が出にくいため
    • 上記理由で新機能の追加が容易
    • 今回は速さを求めず取り回しを求めたから
  • Office 365 Power Appsを使用した理由
    • 今回スクラッチでDBとWeb実装をしてもよかったが工数を割きたくなかったため
    • 表示する内容が大して多くなかったことから
    • Pythonで成形をするため、データ形式を一意に決めれたから

完成形

左側がタブレット等16:9用で右側(1枚 or 2枚)がスマートフォン用のサイズになっています

  • ホーム画面 f:id:optim-tech:20201106162430p:plain

  • スキル画面 f:id:optim-tech:20201106162416j:plain

工夫した点

  • Power Appsの画面を2種類用意することによってさまざまな場面に対応できる点
  • タブレット用の画面には1画面で済むように構成した点
  • タブレット用の画面で左から選択式で動的にデータを変わるようにしている点
  • MS製品であるExcel等の関数機能を利用してデータの検索や数のカウント等をしている点
  • Power Appsにしたことで、閲覧範囲を容易に変更することができるようにした点
  • なるだけ工数をかけない様にシステムを構築した点

結果

  • アルバイトスタッフ間だけでなく全く関わりのない他のスタッフの方とも交流が生まれる可能性ができた
  • 技術や過去のタスクの実績から相談できる相手がわかり、リモートワークで相談し辛いことを解決
  • 他のアルバイトスタッフのタスクに関わる相談や連絡をこれを見て上長に直接連絡できるようになった
  • 他のアルバイトスタッフが現在何の仕事をしているか分かるようになり、コミュニケーション促進につながった

改善点

  • 現在タスクの分割化を進めて細かなスキルセットを表示できるようにする
  • 自己編集機能等を追加して、プライベートなどでやっている自身の使えるスキルを編集・追加できるようにしたい
  • 整形プログラムから表示データに置き換える部分が手動のためここを自動化したい

最後に

既にオプティムにアルバイトスタッフとしてjoinして3年半が経っていてこの期間はさまざまな開発経験や考え方に触れることができ、とても有意義で時の流れがあっという間だった気がしています。

基本的には他ではできない体験をさせていただいていて、とてもありがたいですしこの期間で得た経験というのは今後も生き続けていくと確信しています。

入社してからもどんどんいろんなことを吸収していってまた自身でも発信していってオプティムと共に成長して世界中にイノベーションを起こしていきたいと思います!

最後になりますが、オプティムでは一緒に働く仲間を探しています!

一般のスタッフだけでなく、アルバイトスタッフも募集しています!

www.optim.co.jp

最後まで見ていただきありがとうございました。 今後ともよろしくお願いいたします。